大分県の人間国宝 竹細工作家 岐部笙芳さんの撮影

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先日、人間国宝(重要無形文化財の保持者)
竹細工作家の、岐部笙芳さんの取材の撮影のご依頼で
撮影を行って参りました。
別府市出身で、竹工芸の分野で初の人間国宝に認定された
櫛目編を大胆に用いた彫刻的な作品などで知られる
生野祥雲斎さん以来、大分県で50年ぶりの
2人目となる人間国宝に認定され
2005年日本伝統工芸展にて日本工芸会会長賞
2013年日本伝統工芸展にて第60回展記念賞受賞。
紫綬褒章を受章など
アメリカでの個展やワークショップなども開かれており
国内外問わず注目されています。
「編組」の技法を駆使し、二重構造の花かごを数多く手掛け
特に「ござ目編み」や「縄目編み」などの技法を組み合わせ
竹との「共鳴感」を大切にし、竹の特性を生かしながら
自身の思い描く形に編み上げていく過程に
面白みを感じているとされていました。
人間国宝ということだけでも凄いことですが
なにより、同じCREATIVEな仕事をする点から
お仕事でご一緒したのですが
繊細な表現や地道で丁寧な作業
言葉の端々から学ぶことが多かった仕事になりました。