オンライン診療、自宅外の公民館等でも受診可能に

オンライン診療に関して、現行指針では
患者がオンライン診療を受ける場所は医療提供施設
または患者の居宅等に限られていますが
これについて政府は、2024年6月の規制改革実施計画で
デジタル機器に不慣れな高齢者が多いことを考慮し
駅や、地域の公民館等の公共の施設で
他の人のサポートを受けながらオンライン診療を
利用できるようにルールを緩和する方針を提示していました。
今回、受診機会が十分に確保されていないエリアがある
へき地などに限定し医師が常駐せず
オンライン診療を行うための
診療所の開設を特例で認める方向になりそうです。
当該診療所の管理者は、当該診療所のスタッフと
常時連絡を取れる体制を確保する必要があり
管轄する都道府県に1年毎に
「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を
遵守する体制が整っていることを
実地調査を含め、オンライン診療の実施件数について
報告する義務があるとしています。